176cm70kg30age♂ブログ

自分の価値観って分からないっすよね

群れからの排除?

どうもです。足の親指の爪の中から燃えるゴミの匂いがします。♂です。



そういえば今となっては燃えないゴミという概念も廃れてきましたね。前言撤回。


どうもです。足の親指の爪の中がゴミです。♂です。



においって『匂い』と『臭い』があるじゃないですか。


後者はくさいって読み方も出来るので、なんだかにおいという文字を漢字にする時は『匂い』

を優先してしまうのは私だけでしょうか?




実際は分からないけれど


匂い=フレグランス

臭い=バッドスメル


に脳内変換されてるイメージがあります。



まあつまり足の爪がヤヴァイという事です。



個人的にはこの石鹸がオススメです。

ちょっと高いですが強烈な足の臭いを消してくれる代物です。脇や股間まわりなどのデリケートゾーンにもオススメ。



グラフィコ社のフットメジシリーズってものですね。真っ黒なやつが容赦なく消臭してくれますよ。真っ黒味はその辺の薬局には以外と売ってませんので、通販かロフトあたりで購入してみて下さいな。



さて表題の件。

わたくし漫画やアニメが大好きでして、特にめっちゃ好きなのが羽海野チカ先生の『3月のライオン』という将棋漫画。



とても有名ですが知らない方のためにスーパー掻い摘んで説明すると、家族を事故で失った主人公が父親のプロ棋士仲間の家に養子として迎えて貰いつつも生きる為に将棋にのめり込んでいき、その家庭を意図せず緩やかに崩壊させてしまった事にも責任を感じつつ中学生でプロ棋士に。



高校を一度中退しながらも再度高校生をやり直しつつプロ棋士として生計を立てていたなかで隣町で暮らしていた三姉妹と知り合い、触れ合いの中で徐々に失われていた(築き上げてこれなかった)人間性を得て成長していく少年の物語です。



この作品、何が凄いって登場人物一人一人に人生がちゃあんとある事。行動一つ取ってもその行動に至るまでの過程が細やかに描かれているんです。当然、感情移入しまくりなので何度も何度も泣かされました。



将棋を知らない人でも全然見れます。

むしろ将棋の細かいシーンは分からなくってもそこは物語の本質ではありません。



そんな3月のライオンですが、定期的に観るのが苦しい展開にもなります。その一つが、三姉妹の次女が巻き込まれてしまう『学生のいじめ問題』。



ネタバレになりかねないのでここにその内容は書きませんが(ネタバレになるくらいになってから言えよっていうのは正論だからやめようね!)、自分の学生時代を思い出してみるきっかけになりました。




私は高校まで野球一筋でした。

小学校では良く覚えていませんが友達と楽しく遊んでいたような気がします。


中学校では当時学校の外で入っていた野球チーム(硬式のボーイズリーグってやつです)で平日は水曜日、土日は毎日グランドで練習し、平日も基礎練習で集まったりしてました。



そのチームの方針で髪型は坊主固定でした。

しかも五厘刈りです。10メートルくらい離れるともはや青く見えます。カツオくん状態です。



中学では色んな小学校から集まって、初めて会う子たちも多かったので、一年の時は少し周りから浮いていたような気もしました。



また一年の時はクラスの女子から若干嫌われていた?ような気もしましたね。その子からは三年になった時に『♂はさ、一年の時よりなんか良くなったよね』と言ってもらえましたが、一年の時に何が悪かったのかは未だに分かっていません。謎です。



まあそんなくらいの体験はあったのですが、いずれにせよ私は何も気にしていなかったのでノーダメージでした。特に当時は野球と勉強とセン○リで忙しかったという事もありました。




いじめについて。私の周りではあまり無かったと思っていました。

目に見えるイジメに関してはやめとけよと注意もしていました。でもこれはもしかしたら私が野球を割と真面目にやっていたのでそこそこガタイが良かったからなのかもしれません。



しかし3月のライオンを観て、一つ思い出した事がありました。



中学一年の時、一人だけクラスで不登校になってしまった女の子がいました。その子とは正直あまり話したことはなかったのですが、班が同じになったとか、そういう時には多少のコミュニケーションを取っていたような気がします。



メガネを掛けていて、大人しそうな印象でした。話し方も口を小さく開けてボソボソと声を紡ぐようなイメージで。



人間色んな性格の子がいますし、当時の私は良くも悪くも周りが見えていなかったので何も気にしていませんでした。そんななか、二学期になってから暫く経ってから彼女は不登校になりました。



原因なんて分かりませんでした。クラスのみんなもそんな感じの反応でした。結局その子は時折保健室登校をしていたとも聞きますが、教室に戻ってくることはありませんでした。




ここで一つの仮説と一つの疑念が今更になって浮かんできました。



もしかして、あの子が不登校になったのはイジメだったのではないか。



私が知らなかっただけで、イジメの当事者がいたのではないか。



そのイジメに気付いていた傍観者もいるのではないか。



そうだとしたら私も、知らなかったので無罪とはならない。傍観者と同じになるのだ。




中学生の、特に女子のイジメは凄惨だと聞きます。これは♂には分からないことなのかもしれません。



それに今更気付いたところで何が変わるわけでもありませんし、正直なところ『僕だけがいない街』のようにリバイバルしてまで過去を変えようなんて気概もありません。



でも、少なくともイジメとは無関係で生きてきたつもりの私は、ひょっとすると傍観者として携わってしまっていたのかもと思うと、ああイジメというのは考えるより近くにあって、絶対に根絶しないのだなと気付かされたのです。



動物が群れの中で劣等生を追い出すように、今回はクラスでしたが人間も群れの中で何らかの身勝手な基準をもって特定の人物を排除しようと動いてしまうのでしょうか。




すみません。3月のライオンはとても良い作品ですので観たことない人は是非ご鑑賞下さい。



では。